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H-UV(ハイブリッドUV)印刷機機械設備一覧

H-UV(ハイブリッドUV)印刷機

H-UV(ハイブリッドUV)印刷機とは

 油性印刷とUV印刷の優れた部分を兼ね揃えた、(株)小森コーポレーションによる最新鋭の印刷機です。低エネルギーで反応・硬化する高感度UVインキを使用する印刷システムで、より効率的で環境に配慮した品質の高い印刷が可能となりました。

H-UV(ハイブリッドUV)印刷機のメリット

瞬時に乾燥
 時間の短縮ができ、後加工への負担軽減を実現しました。耐摩耗性にも優れているため、印刷・加工事故が減少しました。

ドライダウンなし
 油性印刷で発生する、乾燥時の色調の変化(ドライダウン)が起こらないので、色の再現性が向上しました。

パウダーレス
 油性印刷で使用していた裏付き防止用のパウダーが不要になるため、粉溜まりのボタ落ちによる印刷事故がなくなり、ゴミやピンホールが減少してベタ面の印刷がより綺麗に仕上がるようになりました。

環境への配慮
 H-UV(ハイブリッドUV)印刷は、通常のUV印刷に比べCO2の排出量は約4分の1。ランプはLED仕様で省エネで長期使用可能。オゾンレスで低発熱のため、エアダクトが不要。より環境へ配慮した印刷システムです。

弊社でのメリット

 弊社では、2014年にH-UV(ハイブリッドUV)機を導入しました。
 油性印刷では、印刷しづらいファンシー紙やトレーシング紙、塗工紙など、あらゆるタイプの用紙も問題なく印刷が可能となりました。
 また、油性印刷時に問題になっていたインクの生乾きによるブロッキングや、パウダーに起因する印刷や製本・加工でのトラブルが、ほぼ回避できるようになり、オペレーターは色調や品質管理に、より集中できるようになりました。
 パウダーレスにより、印刷工場内の環境もクリーンに保つことができています。

 現状、油性印刷の資材よりH-UV(ハイブリッドUV)の資材のほうが高コストではありますが、品質を第一に考えて、印刷費に関しても、通常の油性印刷時と変わらぬ金額にてご提供させて頂いております。また、油性印刷のときと同様に特色刷りの印刷にも対応しております。

参考

株式会社 小森コーポレーション
http://www.komori.co.jp/hp/prod/h_uv/top.htm